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ハト豆ねっと


おしゃべりインタビュー



ハト豆記者のおしゃべりインタビュー!

今月のインタビューは
川口市の
 『岡村幸四郎市長』です。



◇◇日光御成道まつり◇◇
三百年前の
八代将軍吉宗の社参行列を再現!
1000人以上のみなさんが参加して華麗な歴史絵巻


「ねぇねぇ、御成道まつりの将軍は松平健なんだって!」
いま川口では、11月11日に行われる日光御成道まつりの話題で大盛り上がり。
合併1周年を記念して開催されるこの大イベント、なんと総勢1000人を越える市民が参加しての大行列。
川口宿コースと鳩ケ谷宿コースで繰り広げられる勇壮な行進と一般公募の人たちを含めた出演者たちの華麗な演技とパフォーマンス。
それに大名や腰元姿の出演者が、川口元郷駅から鳩ケ谷駅まで、地下鉄で移動するというから、なんだか江戸時代からタイムスリップしたみたいで、ワクワクしてきますよね。
そこで、このイベントの発案者でもある岡村幸四郎市長にインタビュー!
ちょっとミーハーな質問もしてみました。



ハト豆: このおまつりをやろうと思われたきっかけは?

市 長: これはいろんなところでお話していることですが、合併をした後の新市の一体感の醸成がたいへん重要だと考えていました。
そこで両市に共通しているのはなんだろうかと考えたら、それは歴史なんですね。
鳩ケ谷・川口は日光御成道の宿場町として発展してきたまちですから、これを軸に考えてみようと思いました。
それで合併直後からシンポジウムやパネル展示などもやって、日光御成道の街道が育んできた、人とまちの交流の歴史を紹介してきたんです。
その中で日光御成道は徳川将軍の社参行列で使われた特別な専用道なんですね。
そこで江戸時代の社参行列を再現したら面白いなと思ったんです。
実はこれはどこもやったことがないんですよ。
まあお金もかかることですし、いろんなところでそんな話をしてたら、「市長、それ面白いね」って、賛同してくれる人が結構多かったんです。
それで大真面目になっちゃたんですよ。
一番の目的は新市の一体感の醸成と郷土愛を育むことですが、これはまちおこしにも繋がりますし、新しいまちの大きな観光資源にもなりうる可能性があると大いに期待してるんですよ。

ハト豆: 規模も大きいようですね?

市 長: 総勢1100人から1200人の行列になる予定です。
川口宿コースと鳩ケ谷宿コースの2会場で行いますが、歴史の史実に基づいたイベントというのは今回がはじめてのことです。
私も今回の合併がなかったら、具体的にやろうという発想までは至らなかったかもしれないですね。

ハト豆: 将軍役には松平健さんが出られるんですね?

市 長: いいでしょ!
いや〜誰を将軍にしようかなと思ってね(笑)。
雑談の中で、「暴れん坊将軍」で8代将軍徳川吉宗を演じた松平健さんにお願いしたらなんて言ってたら、それが本当になったんですよ。
面白いですよねえ。
この行列だって、雑談の中で話したことがきっかけですから、物事って意外とそういう所から生まれてきたりするものなんですよね。

ハト豆: 私たちは市長さんが将軍になられるものと思っていました。

市 長: いや〜、私は最初から将軍役をやるつもりはなかったですよ。
私は、社参奉行といって行列全体を統括する役の予定です。
将軍の後列に続くのかな。
馬に乗ります。

ハト豆: 松平さんは?

市 長: 松平さんは将軍ですから駕籠に乗るんですよ。
駕籠に乗ったり、歩いたりになると思いますが、ただ1時間、だらだら歩くだけじゃ動きがないというか、メリハリがつかないので川口宿で2箇所、鳩ケ谷宿で1箇所、パフォーマンスなどをして、観る人を飽きさせない演出を考えているようです。

ハト豆: 松平健さんもやるんですか?

市 長: それなりのパフォーマンスをやるんじゃないですか。

ハト豆: マツケンサンバとかやるんですかね?

市 長: さあ、どうでしょうかねえ...。(笑)
でも松平健さんが出演されることによって、話題性がありますよ。
松平健さん見たさに来る人もいるだろうしね。

ハト豆: おまつりのみどころは?

市 長: 今回の行列は、実は4種類あるんですよ。
1つ目が子どもたちのマーチングバンドや鼓笛隊・ブラスバンドによる行列。
2つ目は、参勤交代を再現した大名行列。
日光御成道は岩槻街道とも言ったんです。
なぜ岩槻街道と言ったかというと、将軍が最初に泊まるのが岩槻城なんですよ。
それで岩槻の大名行列はここを通るのが許されてたんです。
その岩槻藩の参勤交代をイメージしたものです。
3つ目は川口ゆかりの歴史上の人物を配した行列。
例えば源義経。
彼は挙兵した兄頼朝に呼応して、奥州から鎌倉に駆けつけるわけです。
そして『義経記』(ぎけいき)に「小川口に着き給ふ」といって、そこで兵をあらためたという記述があるんですね。
他に伊奈の代官様だとか、安井息軒、鳩ケ谷では小谷三志、大熊氏広など、川口ゆかりの歴史上の人物30人くらいが出演します。
4つ目がメインとなる徳川将軍の社参行列の再現です。
この4つを編成してやっていくんですよ。
ですからものすごく多彩で華麗な時代絵巻が再現されます。
とにかく行列を見て貰って、三百年前に本当にこんな行列が行われていたんだということを実感して貰うのが一番だと思いますね。
今回の社参行列のモデルにしているのは吉宗のときの行列なんです。
ですから約三百年ぶりの再現ということになります。



ハト豆: 話題性がありますね。

市 長: 今回、参加者の一般公募をしたら、200名の募集に800人を超える応募があったんですよ。
中には遠く離れた、広島からの応募もありました。
それだけ全国的な話題性を提供しているということです。

ハト豆: 一般公募の他にはどんな人たちが参加するんですか?

市 長: 市議会議員さんも出てくれると思いますし、商工会議所の会頭、商工会の会長や町会の役員の方々など、たくさんの市民の方々が参加します。
それが町ぐるみで一体感の醸成に繋がると思うし、やっぱり見てるのもいいけど、参加するのも楽しいことです。

ハト豆: 移動を地下鉄でするというのも面白いですね。

市 長: 地下鉄が出来ているし、それが一番ラクでしょ。
一般の乗客は何が起こったんだろうと驚きますよ。(笑)

ハト豆: 御成道まつりの記念商品も販売されてますね。

市 長: いいことですよね。
お酒だとか羊羹だとか、商店街の人たちがそうやって新しい商品を作ってくれるのはいいことです。
特に鳩ケ谷の人たちが頑張ってくれてます。
てぬぐいやタオル、切手シート、クオカードなどの記念グッズも販売しています。

ハト豆: 経済効果はすごいですね。

市 長: どの辺まで経済効果があるかは分かりませんが、11月10日、11日の関連イベントも含め、だいたい20万人くらいを見込んでるんですよ。
これだけの大イベントですから毎年やれるかどうかはわかりませんけどね...。
費用もかかりますからね。
でも有難いことに今回は協賛金が随分集まったんですよ。
川口の人って、なんかやろうというとノリがいいというか、みんなすごく協力的なんですよ。
今回そういう市民気質みたいなものを改めて感じましたね。

ハト豆: 市民のみなさんへメッセージを。

市 長: 今度、10月6日(土)に本まつりを記念して、徳川宗家十八代当主・徳川恒孝さんの特別講演を開催します。
講演に先立ち、錫杖寺で昼食会を予定してます。
将軍が江戸城を出て荒川を渡って最初に休憩するのが錫杖寺です。
そこでお昼を食べるんですが、その献立があったもんですから、当時の料理を再現します。
御成道まつりの行列は、パフォーマンスがハイライトでしょうね。
行列を見て貰って、三百年前に川口にもこんな行列があったんだということを感じてもらって、川口・鳩ケ谷は宿場町から発展してきて、今のまちがあるということを実感してもらえれば有難いなと思いますね。
ぜひ、多くのみなさん、お誘い合わせのうえ、お越しください。

ハト豆: 今日はありがとうございました。




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