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ハト豆ねっと


オモシロ たんけん倶楽部



オモシロ たんけん倶楽部

懐かしい学校給食の味
 
『鯨食堂』に行ってきました


今は高級食材になって、なかなか食べられなくなくなった鯨。
昭和の学校給食では「鯨の竜田揚げ」が子どもたちに大人気!
鯨は、戦後の日本の貴重なたんぱく源でもありました。
その鯨を食べさせるお店が川口にあると聞いて、早速、話題の『鯨食堂』に行ってみました!
とっても安くて美味しいクジラ専門店。
ちょっとローカルな雰囲気もいいですよ。

「鯨って、昔はよく食べたよね」
「戦後の貴重なたんぱく源だったのよ。
鯨のベーコンとか、懐かしいなあ」
「私は大阪出身なので、鯨のはりはり鍋とか、おでんに入れた鯨のコロ、懐かしいわ」
「私は茨城だから、はりはり鍋なんて、知らないなあ」
「すき焼きみたいに鯨の赤身と水菜を入れて食べる鍋よ」
「へえ〜っ」
「鯨のコロは、油で揚げて干したものなんだけど、いい出しがでるのよ」
「さらし鯨みたいなものなの?」
「それは茹でて、からし酢味噌和えで食べるやつでしょ。もっと乾燥してるの」
「私はやっぱり、鯨のベーコンだな。学校給食でも食べたよね。懐かしいなあ...」
「うん、竜田揚げが人気だった」
「そうそう、私たちの子どもたちの頃だって、人気があったと思うわ」
「昭和生まれの人たちにとっては、鯨は学校給食の味でもあるのよね」


そんな話をしながら、やってきたのは川口・領家にある『鯨食堂』。
北海水産という会社の敷地内にある『鯨食堂』は、この会社の社員食堂でもあったのです。
平成15年にオープンしてから、約10年。
今では、鯨専門の食堂として地域の人たちに愛され、遠くから、わざわざやってくる人もいるんですって!
メニューは至ってシンプル。
「鯨のさしみ定食」「鯨のステーキ定食」「鯨の竜田揚げ定食」「鯨のズケ丼定食」「ネギとろ丼定食」の5種類のみ。
ご飯とお味噌汁、たくあんがついて、全部600円。
単品で頼むと400円。
「安いね〜」
注文は食券を買うみたいなので、1200円を入れて食券を2枚買ったら、
「ねえ、うな重の券が出てきちゃった」
間違えたのかなと思ったら、「いいのよ。何にするの?」とおばちゃん。
「あの?、さしみ定食と竜田揚げを...」
「ご飯は大盛り?」「いえ、小盛りで...」


周りを見渡すとてんこ盛りの大盛りご飯を食べている人がいっぱい!
なんだかローカルな社員食堂みたいで楽しくなってきました。
何とも言えないいい味を出してる名物おばちゃん(?)が持ってきてくれたのは、あの学校給食でお馴染みの「竜田揚げ」。
大きなマヨネーズがドンと置いてあるので、みんなの真似をして、マヨネーズをつけて食べてみました。
「う〜ん、美味しい!」
「柔らかくて、甘味があって、懐かしい味!」
鯨のお刺身もおろし生姜が添えてあって、マグロの赤身を食べているような感じでとってもヘルシー、臭みや匂いも全くありません。
「美味しいね!昔は刺身では食べられなかったもんね」


隣の席では佐川急便のお兄さんたちが、ステーキやズケ丼を食べていました。
もちろん、ご飯は大盛りです。
「ねえ、鯨の揚げ餃子(5ヶ300円)も食べてみようよ」
というわけで揚げ餃子も食べてみましたが、これはビールのおつまみに最適。
おばちゃんに「一番人気は何?」と聞いたら、「ダントツに刺身と竜田揚げ」という答えが返ってきました。
「やっぱりね」
しかもほとんどの人がご飯は大盛りを頼むんだそうです。
それでも足りない人は追加のご飯を注文。
大盛りが200円、普通150円、小が100円です。


美味しい定食を食べ終わったら、おばちゃんが鯨の特上ベーコンを出してくれました。
「これが鯨のベーコン。いろんな種類があるのよ」
「美味しい!」高級ベーコンは一味も二味も違います。
ここでは、鯨の赤身に心臓や肝臓、舌(さえずり)、尾肉など、他では手に入らないようなものが冷凍で販売されています。
鯨の大和煮などの缶詰も工場直営なので、安いのが嬉しいですね。
「私、この特上ベーコン買って帰るわ」
昔懐かしい鯨の味に出会いたい人、学校給食の味を食べてみたい人には絶対おススメのお店。
山王橋北の交差点近く、カリモク家具の近くです。


☆『鯨食堂』
川口市領家4丁目8ー17
048-223-5161
定休日 水・土・日 
営業時間 11:00〜15:00




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