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ハト豆ねっと


おしゃべりインタビュー



ハト豆記者のおしゃべりインタビュー!

今月のおしゃべりインタビューは
『奥ノ木信夫川口市長』です。



この1年を振り返って
川口の元気を作りたい!



急逝した岡村市長に代わり、川口市長となって1年。
市庁舎の建て替え、火葬施設の着工など山積する課題と向き合いながら多忙な日々を送る奥ノ木信夫市長。
県議会議員を5期務め、県議会議長も務めたベテラン議員でしたが、鳩ヶ谷地域には馴染みがなかったこともあって、
「奥ノ木市長ってどんな人なの?」という声も聞かれます。
そこで、奥ノ木市長にこの1年を振り返ってもらいながら、市長の素顔に迫ってみました。





ハト豆: 1年を振り返って、どうでしたか?

市 長: 川口市も5月か6月頃には59万都市になると思いますが、これだけの大きい都市になると市長の公務は想像以上でした。
私も県会議員を5期19年間やってきましたし、議長も経験し、自民党県議団の団長もやっていましたので、かなり忙しいほうだと自分では思っていたんですが、その倍忙しいとは思わなかった。
いや〜忙しかったですね。土日祝日で公務がなかったのは1年間で3日だけでした。

ハト豆: 自分の時間はなかったですか?

市 長: なるべく作るようにはしているんですが、朝から晩まで1日、自由というのはないですね。
まあ1年間は、初めてなので、催し物なども出られるところは出て、自分の目で見て確かめようという気でやっていました。

ハト豆: 健康面もたいへんだったのでは?

市 長: 自分のペースは崩さないように気をつけていました。
私はいつも5時か5時半に起きるのですが、朝お風呂に入ってご飯を食べて、7時に事務所に行って、8時半まで仕事をやって、それから庁舎に行きます。
家が近いので、昼間の公務がないときは4時頃に一度家に帰って、鬼平犯科帳が好きなものですから、DVDを見ながら仮眠をして、夜の公務にまた出て行きます。
時間が取れる時にはそうするようにしています。

ハト豆: 外食が多くなりましたか?

市 長: そうですね。県会議員のときからもそうでしたが、朝は家で食べますが、他はほとんど家では食べなかったですね。

ハト豆: 一番印象に残っていることは?



市 長: 川口宿 鳩ヶ谷宿 日光御成道まつりの日ですね。
川口市として大きな予算を組んで、鳩ケ谷との合併も記念して作ったまつりなので、あの日は勝負だったんですよ。
将軍役の松平健さんを前回は2日間押さえていたのですが、今回はあの日だけしか押さえられなかったんです。
それであの日晴れにするのが私の仕事だなと思っていたんですが、天気予報を見ても当日は雨の予報ばかりで。雨をあがらせるのはたいへんでしたよ。(笑)
それでも出立のときは雨があがって、よかったです。
市長になって一番気を使いましたね。
天気だからどうしようもないこととはいえ、雨になると市長の責任ということになりますからね。
大盛況で本当に良かったですよ。
特に鳩ケ谷に行ったときは晴れていましたからね。

ハト豆: 新庁舎建設の見通しは?

市 長: 新庁舎建設については、新庁舎建設基本構想・基本計画審議会で基本構想がまとまり、いま基本計画の策定を審議していただいているところです。
基本計画がまとまれば、次は基本設計に入っていくわけですが、平成28年度中には、市民会館の解体を行うという方向で考えています。

ハト豆: 先に市民会館敷地に建設するということですか?

市 長: そうです。まず第1期工事として市民会館敷地に建てて、現在本庁舎にある部署や議会、また鳩ケ谷庁舎にある危機管理部局を移転します。
その後本庁舎を解体し、第2期工事として本庁舎敷地に建設し、現在分散している部署を可能な限り集約していきます。
ただ、本庁舎周辺にある第二庁舎や分庁舎はそのまま庁舎機能として活用します。もちろん耐震性は大丈夫です。
あるものは極力使っていくということで、建設コストを抑えていきます。
ただ、安全安心面は、きちんと対策をして、いざという時には災害拠点として機能する庁舎を造りたいと思っています。

ハト豆: 両方の庁舎が完成するのはいつ頃ですか?

市 長: 市民会館のところに建つ1期棟は、平成31年度中の完成を目指していますが、その後本庁舎に建つ2期棟の完成は、平成35年度以降かと思います。
今の庁舎は耐震性もないし、早く何とかしなくちゃならないので、1期棟は急いで建設する必要があります。
2期棟は、建設コストの関係もあるので社会状況などを見極めながら、柔軟に判断すればいいと思っています。



ハト豆: 赤山の火葬施設については?

市 長: 火葬施設は今年の夏に再入札をかけて、今度はきちんとやります。
平成29年4月に開設予定でしたが、1年遅れて平成30年4月の開設になります。

ハト豆: 入札の参加者がいなかったと聞きましたが?

市 長: 入札不調はここだけではなくて、どこもそうですが、震災の影響とか、オリンピック需要がでてきたので、建設資材や人件費が高騰したということでしょうね。
今度は第三者の意見も踏まえてきちんと評価してもらって、入札にかけようと思っています。

ハト豆: 川口をどんなまちにしたいですか?

市 長: 川口は都内にお勤めの方も多いですが、自営業の方や中小工業者が非常に多いまちでもあるんですね。
ですから自営業の人が多い現状をもう少し川口市でバックアップできないかなと思っています。
川口のお金は川口で還元することができるようなシステムを作って、もっと活性化させていきたいですね。
例えば、川口市の予算とか市民のみなさんがお使いになる買物とか、地元で環流することができるような経済政策をしていきたいと思っています。
ですから今年はぜひ、具現化させていきたいと思います。
川口はものづくりのまちですからね。
建設資材にしても、地元には鋳物で作ったマンホールの蓋など良いものがいっぱいあるんですよ。
ところが、役所の職員にしても、市民のみなさんにしても、どういったものが川口にあるのか分かってない人がとても多いんです。
ですから、今年秋には市産品フェアをやって、川口のみなさんが作っている工業製品から、食べ物から農産品に至るまでの展示をします。
地元で作ったものをぜひ買いに来て、使ってください、ということで「地産地消運動」を私が先頭に立って行い、経済の循環をよくすることで、川口の元気を作りたいと思っています。
それから、「川口は東京の隣に位置している市」というのも大いにPRして、誰もが「川口に住みたくなる」「住み続けたくなる」そんなまちづくりをしていきたいですね。
湘南新宿ラインの停車とシティホテルの誘致を果たし、川口の顔となる駅にすることで、浦和・大宮に負けない駅力ができると思っています。

ハト豆: ご家族は?



市 長: 妻と長男の3人家族です。
長男は近くのマンションに1人暮らしをしているのですが、食事をしに来ますから3人家族のようなものです。娘は結婚して、去年孫が生まれました。

ハト豆: 趣味は?

市 長: 鬼平犯科帳を観ること、吉田拓郎の歌を聴くこと、あとは昆虫を見るのが好きですね。
ここに友だちに貰った蝶があるのですが、子どもの頃から昆虫採集は趣味だったんですよ。
この間も国立博物館に行ってきました。動物も好きですね。

ハト豆: 最後に鳩ケ谷地域のみなさんへのメッセージを。

市 長: 合併して間もないので、なるべく鳩ケ谷に行く機会を作っています。
鳩ケ谷は歴史のあるまちなので、鳩ケ谷のみなさんの意見を聞きながら、合併して良かったと思っていただけるような政策をしていきたいと思います。
また、いろんな場面で意見を聞かせてもらいたいと思っています。

ハト豆: 本日はありがとうございました。




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